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表紙

『東電物流30年のあゆみ』

社員の方に読んでいただける社史づくりをめざし、 わが社の雰囲気が伝わる内容にまとめることができました。

A4判100ページ、並製本、2007年9月発行

東電物流株式会社 総務部総務グループ 主任 村杉 芳典 様

社史制作を決定されたのは、発刊のどのくらい前でしたか?

完成社史

正式決定は2007年の4月でしたが、7月に創立30周年を迎えるにあたって、記念事業の一環として本誌を発刊するという話は前年の秋ごろから出ていました。

どういう体制で臨まれましたか?

完成社史

当初は各部署・各支社から担当者が参加する編纂委員会を組織しようと考えていましたが、具体的に内容を詰めていく中で、何とか3人で進めていくことができるだろうということになりました。常務を事務局長に据え、その下に総務部長と私の3名という体制でスタートしました。

制作期間が半年でしたが、その点はいかがでしたか?

完成社史

創立記念の7月に合わせて発刊できればとの思いもありましたが、同月に予定していた30周年記念祝賀会の模様も記念誌に掲載したいと考え、それを受けての編纂スケジュールにしました。次に何の作業をするのか明確でしたので、逆に短期間であってもやりやすかったです。社史を制作するという事前のアナウンス効果もあったと思いますが、社内の協力体制も整っていたため、おおむねスムーズに進行できました。

これまでに、数回記念誌を発行しておられますが、今回はじめて年史制作を外部委託した意図をお聞かせ下さい。

これまで5年きざみで記録をまとめていましたが、社史という形での記念誌の発刊は30周年の今回がはじめてでした。もっとも大きな問題は制作期間にありましたので、短期間でより良いものを作るために、またデザインや企画を具体化することにも期待して、外部へ委託することにしました。

30年史の企画にあたって特に重視されたのはどういった点ですか?

完成社史

30周年の記念行事でさまざまな企画をしました。当社が創業した目的、つまり当社の使命を再確認し、職員のやる気や連帯感を醸成していきたいというのが30周年記念行事の主な目的で、社史もその一環として発刊しました。ですから、社員に目を通してもらいたい、読んでもらいたいということを念頭に置いて、編纂方針としては、写真を多く使い、親しみを感じてもらえるよう見やすさ、読みやすさを考慮した構成になるよう努めました。

確かに30年の歴史が「ビジュアル年表」としてコンパクトにまとめられていますね。

完成社史

そう言っていただけると苦労して写真を収集した甲斐があります。もっとも苦労したのがこの「ビジュアル年表」で使用した写真の収集なんです。誌面をビジュアル中心の方針で決めたものの、果たして写真はあるのかなという危惧がありました。収集する前に写真はあるなという認識は持っていましたが、いざ見てみると原稿にそぐわない写真が多く、また創業から10年目頃までは点数も少なかったため、結果的に制作期間の最初から最後まで収集に時間を費やしてしまいました。在籍社員やOBの方から昔の写真を提供していただくなど協力していただき、助かりました。

○○周年のようなタイミングでないと会社のあゆみを振り返ったり確認したりすることはしないので、在籍社員でも会社のことで知らないことは多いと思います。その意味で、「ビジュアル年表」などは日常の社員教育に使える内容に仕上がったと思います。

職場の雰囲気が伝わってくる内容になっていますね。

完成社史

社員の働く姿や業務内容が伝わるよう、社員参加型の企画を中心にしました。全社員が登場する「扉」にはじまり、社員が登場する業務風景を紹介した「口絵」、各職場で作ってもらった「職場紹介」、社長と若手社員との「座談会」といった内容です。実をいうと、記念祝賀会の写真を記念誌のどこにもってくるかで議論がありましたが、全職員が一堂に会する機会はなかなかないため、扉に使うことで落ち着きました。インパクトを与えることができたと思います。

社長と若手社員の座談会を企画されたねらいは?

完成社史

当社の今後を担っていくのは若手社員です。座談会形式にすると若手社員の将来への夢や希望などの声がわかりやすく伝えられるのではないかと思い企画をしました。実際にやってみていろいろな話が出てきたので、結果的に大成功でしたね。もっとも、参加した若手社員がいちばん喜んでいたのは、自分達の写真写りが良かったことでしたが(笑)。

資料編のデータ集計に苦労されたということですが?

完成社史

そうなんです。当社では5年ごとに記録をまとめていましたが、途中で雇用形態や事業場の変化がいろいろありましたので、今とは統計の取り方が違っています。そこで過去の年史ではどういった基準で数値を抽出したのか推測するのに腐心しました。おそらくこうだろうという想像で基準を設定して数値を出したんです。

思い切って基準を変えるという考え方もありましたが、データは創立から現在までの積み重ねです。スタイルを変更すると社内に混乱を招くことにもなりますので、これまでのスタイルを踏襲することにしました。後につながる記録のまとめ方をつくれたと思いますので、今後社史を作る際、担当者は楽になると思います。

社史の制作を経験されて、どのような感想を持たれましたか?

計画的に余裕をもって取り組む体制が必要だと感じました。通常、社史は1年や2年という歳月をかけて作るものだと思いますが、当社は半年で制作しましたので駆け足だったという印象があります。それでも5年ごとに記録をまとめていたことが、短い期間で発刊できたことにつながったと思いますので、普段から資料や写真を記録しておくことの重要性も改めて感じましたね。

最後に、これから社史を担当される方にアドバイスがありましたらお願いします。

余裕をもって計画的に臨むと後々楽になると感じました。できるだけ多くの人を巻き込み、たくさんの人から話を聞き、いろいろな人から資料を提供してもらって、視野を広げて取り組むとより良いものが作れると思います。

また、編纂意図、 基本方針を最初に明確にしておくことが必要です。ビジュアルな社史にするのか、資料を中心とした記録に徹する社史にするのか、途中でぶれないようにする。そして何よりも、担当者自身が楽しんで作業に取り組めるかだと思います。

どうもありがとうございました

■東電物流株式会社 プロフィール
「エネルギーの最適サービス」を 支える最適 物流を 実践している 東京電力 グループで唯一の物流会社 。

http://www.tepco-logistics.co.jp/

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