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表紙


『50年のあゆみ』

A4判 並製本 88P 2010年9月発行


50年を機にこの会社を支えてきた人々の
「イズム」や「歴史」を残したい、
そんな思いから、社史作りが始まりました。

もりや産業株式会社 管理部 主任 平野 聡一様

まず、創業50年史に取り組まれることになった経緯を教えてください。

完成社史

会社の歴史やイズムの語り手が減ってきたというのが、一番の理由です。創業者である会長が高齢になっていましたし、創業当時からおられたベテラン社員の引退が相次ぎ、当時のことを知っている人がほとんどいなくなってきておりました。
社長は、数年前から、イズムを含め、「もりや産業の歴史」を何かの形で残しておきたいという気持ちをもっていたようです。そこで、ちょうど50周年の節目として、彼らの話を「社史」として残すのがよいのではないか、という話になりました。
取材の最初にOBの方々から話を聞いたのは、そういった思いがあったからです。

今回の社史は、社員様への教育を主な目的としておつくりになったと聞いています。
その狙いについてお聞かせください。

完成社史

私自身、社歴は10年満たないですし、50年前のことは聞いたことがありませんでした。当然、これから入ってくる社員をはじめとする若手社員には、ますますわからない。
そういったメンバーが働いていく上で、これまで培ってきた良い「もりやイズム」や、これからも残していくべき「開発」や「環境」への考え方を伝える必要がありました。
そこで、50年を区切りに、社史という形でまとめた歴史を理解してもらい、その上で未来を見据えてもらうというのが狙いです。

本文は、会話文やエピソードが豊富に入り、読みやすい文章になっています。
これもやはり「教育用」という狙いの表れでしょうか。

完成社史

そうですね。社員に歴史を「伝える」ということを第一にしました。逆にその分、内容的には、一般的な社史と違った感じになっていますし、社内でしか通用しないような特殊な「用語」をつかっていたりしますので、社外の方が読まれた場合は、少し違和感のあるような表現があるかもしれませんね。

「歴史編」は横書きで左開き、「資料編」は縦書きで右開きで始まり、一見すると、どちらも表紙に見えるユニークな装丁となっています。

他の会社の社史をよくいただくのですが、正直なところ、中身をしっかり読むというところまでにはいかず、一度見たら本棚へ、というパターンがほとんどでした。
そこで、自分たちが作るなら少しでも面白いものにしよう、これは、もりや産業の社風でもある「一歩先を」とか「サプライズ」といったものとも通じるのですが、せっかく作るのなら、「ちょっと志向が違うものがつくりたい」という思いがありました。そこに、出版文化社の編集の方からの提案があり、こういった形になりました。

配布後の反響はいかがでしたか?

完成社史

若い社員にとっては多くの発見があったようですし、役員でも知らなかった話が社史に掲載されており、そういったベテランの方にも発見があったと聞いています。
正直を申しますと、配ったら、そのまま家の本棚に行ってしまうのではないかという危惧もあったのですが、予想以上にしっかりと読んでもらえたようで、喜んでいます。「教育的」な意味では成功したのではないでしょうか。また、早速ですが、途中入社で新しく入った社員にも読んでもらっています。
また、お配りした関係各社からも、「面白かった」「もりやさんらしい」と好評ですね。

今後、社史を担当される方にアドバイスがありましたらお願いします。

さすがに、完成間際はバタバタしましたが、私自身、制作している上で、それほど苦労した、という思いはありません。資料については事欠かなかったので、掲載すべき写真がなくて困ったなどということもほとんどありませんでした。
「証拠」として残るもの、例えば、新聞や写真がたくさんあったのと、それが、年代順にまとめられていたので、とても助かりました。管理部の前任者など先輩方のおかげで、感謝しています。このように、そういった新聞や写真は、こまめに残されていくことをお勧めします。

お忙しいところありがとうございました。

■もりや産業株式会社・プロフィール
1960年創業の包装・梱包資材を主に取り扱う商社。ユニークな商品の開発を数多く手掛けており、近年では、某大手引越会社向けのエコロジーな引越し資材を開発・提供するなど、環境包装資材・機器で高い評価を受けている。

http://www.moriyas.co.jp/

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