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表紙

『株式会社呉竹 創業百周年史』

100年の歴史がある会社でも、変わるべき時には変わらなければなりません。
当社では「社史づくり」をその契機とすることができました。

B5判188頁上製本+32頁並製本 2003年11月発行

株式会社呉竹 代表取締役社長 綿谷 基 様

100年史と別冊の分冊構成を採用されていますね。

完成社史

オーソドックスな正史と技術史や製品開発史、社員座談会などを編集したマガジンタイプの分冊で構成したらどうかという提案をいただき、2分冊にしました。当社の全体史を見渡せるという意味ではよかったと思います。

社史をまとめるにあたって、とくに留意された点は。

完成社史

これは社史においては当然なのかも知れませんが、一切の脚色を排してこれまで歩んできた歴史をきちんとまとめよう、ということを編纂の基本に置きました。どんな会社にも記録に残したくないこと、できれば美化したいことなどが多かれ少なかれあるかと思いますが、そういうことは一切やめよう、と。

その狙いは達成されましたか?

完成社史

ええ。100年におよぶ会社の歴史をふりかえり、その歩みを正しく、しかも過不足なく記録することができたと思います。内容的にも十分に満足のいくものとなりました。事前にいくつかの社史を読んだですが、やや堅苦しいものが多いなという感じでした。

われわれとしてはすべての人にわかりやすく、読みやすく、という社史をめざしていましたから、そういう点でも当初の狙い通りのものが完成したと思っています。

100年史ということは、半世紀近い歩みを同時代に経験された方が社内におられるということでもありますね。

完成社史

先代の社長も含めて何人かの役員OBが健在ですが、ここの記述はおかしいとか、これは間違っているという指摘はいくつかありました。

でもね、個人的な立場で細部にこだわっても仕方がないというのが私の考え。全体の表現や流れに大きな逸脱がなければいいと思います。

あるOBは、社史を受けとったその日に夜遅くまでかかって一気に読了したそうです。私はこれを聞いて、社史の刊行は成功したと思いました。OBであれ現役社員であれ、何よりも社史は読まれなければ意味がありません。そこから会社の歴史を共有する作業が始まるからです。

社外の方からの反響は?

お取引先を中心に100社に完成本を贈呈しました。あらかじめ読んでいただいたうえで感想をお聞きしましたが、読者の興味をひくような記述でまとめてあって読みやすい、と好評でした。

当社の場合、100年のほとんどは家業としての歴史を重ねてきましたから、外部から見ると人間関係が複雑という印象を与えるようです。そこで本編に創業家である綿谷家の系図を挿入しました。これは会社の歴史を理解していただく一助になったと思いますね。

そういえば「家業から社会の公器へ」という取り組みを展開されていますが。

完成社史

社名の変更や統一ブランドの設定など思いきった改革を進めていますが、新しい企業イメージの構築は徐々に成果をあげつつあります。公器としてのあり方をめざす活動を推進する上で、100年史の完成はひとつの節目になったといえます。

会社が社史をつくることの意義はどこにあると思われますか?

完成社史

歴史の長い会社ほど、時代や環境の変化ヘの対応が遅れがちになってしまう。たとえ100年の歴史がある会社でも、変わるべき時には変わらなければなりません。当社の場合、社史づくりが会社の変化を促す契機にもなったと思います

ありがとうございました

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