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表紙

内藤証券株式会社

OB諸氏がいたからこそ完成させることができた

内藤証券株式会社 元・顧問 岡本雄三 様

「いま、会社の歴史をきちんとまとめておかないと、将来は誰もまとめられる者がいなくなる」という危惧から、60周年を機に社史を制作することになりました。

どの社史の編集後記を読んでも、「資料収集に苦労」と書いてありますが、当社の場合も同様でした。例えば、いろんな行事の記録があっても、それがいつのことか分からないのです。大蔵省に提出した届出の控えを探したり、取引所協会の資料に当ったりして特定をしました。

また本社は何度も移転したのですが、創業当時の記録だけは大切に引き継がれていたことも運がよかったといえるでしょう。

心配した写真もスムーズに集まりました戦後の写真は会社にそこそこ保存されており、戦前のものはOBの方が真剣に探してくださり本当に有り難いことでした。

創業当時を知っている役員と社員2人が健在で、その方たちのお話を聞くことができましたし、50周年で社史編纂計画があり、発刊はされなかったものの資料が集められていたことも役立ちました。

そうした幸運に恵まれたとはいえ、この社史はOBの方々のご協力がなかったらできなかったと思います。たまたま私がそういった方々といまの社員との繋ぎ役みたいな年齢であったことや、総務や経理畑の経験が長く、OBの方と遠慮なく話し合えたことがよかったと思います。

社史を編纂してみて感じたことは、何といっても創業者の苦労です。人集め、人の和づくり、金策など、当時の苦労がひしひしと偲ばれました。

社史が完成していちばん喜んでくれたのはOBの方々で、あるOBの方は涙がこぼれたといいます。そして、10人ほどのOBの方たちが「岡本さん、よくやってくれた。ご苦労さん」と慰労会をしてくれたときには、苦労のしがいがあったと思いました。

これから社史を担当される方に、経験から助言を申し上げるとすれば、掲載することを前提としない「資料としての年表」をいかにしっかりと作るかが大事です。それによって会社の歩み全体が見えますし、忘れていたことを思い出すこともできます。また、あまり多くのスタッフをつくらず、ある程度は独断専行で自分に任せろというくらいの気持ちで取り組むことも必要だと思います。

ありがとうございました

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