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表紙


■ 詳細版 『指月電機70年史』

A4判、上製本・ケース付き、318ページ、2009年7月発行


■ 簡易版 『指月の昨日・今日・明日』

A4判、並製、88ページ、2009年7月発行


見る人の視点に立った、
活用しやすい社史の制作をめざしました。

株式会社指月電機製作所 管理本部 主事  鹿野 智 様

社史を活用するため、企画内容に何か工夫をされましたか。

完成社史

社史を見る人の視点に立ち、当社の歴史をしっかりと把握してほしい社員用に詳細版、当社のことをPRしたい企業や団体のためにオールカラーで写真が豊富な簡易版という2通りの社史を制作しました。簡易版ほどではないですが、詳細版にも写真はたくさん掲載し、印象に残る活用しやすい社史ということに配慮しました。

制作途上で、社史制作をどのように全社に広報しておられましたか。

完成社史

2009年が、「指月電機創立70周年」と「創業者生誕100年」の年であることは、社員の皆さんには機会がある毎に聞かされていました。そんな中、「70周年社史編集委員会」が発足され、その活動状況は役員会や幹部会でアナウンスされていましたので、社員の皆さんには所属長を介して十分知らされていました。
また、各工場へは、役員を通じてアナウンスし、社史制作会社の編集者やライターの方に工場見学をしてもらった際に、事前に今週の来客情報として朝礼で連絡しました。
そして、制作も最終段階の頃、「創立70周年記念式典」があり、その際に「社史制作状況の報告」と「創立70周年のあゆみ」を紹介しました。

慰安旅行で社史クイズをしてたいへん盛り上がったとお聞きしました。

完成社史

社史クイズをしようという案は、社員会のメンバーから挙がりました。社員会には各部門から選ばれた約20名の幹事がいるのですが、クイズ担当者を7名決めて、各10問を作成してもらい、そこからクイズ責任者が40問に絞り、A問題を20問、B問題を20問決めました。
予選はバスの中で全員が問題シートに記入して回答するため、隣同士が同じ問題にならないようにA、B二通りの問題を作りました。ですから事前に社員会の幹事に解いてもらって、AとBで、正答率に差が出ないように気をつけました。
また社歴の長い人は当然会社のことをよく知っているはずで、若い人が不利にならないよう、在社年数に合わせてブロック分けするなどの工夫もしました。
決勝戦は夜の宴会の中で時間を取って、予選を勝ち抜いた8名で行いました。テレビのクイズ番組をまねて、自分が選択した問題を正解すれば得点が2倍になるなど、盛り上げる工夫をしました。優勝者には37型液晶テレビなどの豪華景品がかかっていましたから、みんな注目していました。
クイズを実施したお陰で、旅行中の移動の時間などにも社員同士で社史に関することが話題になったり、社員会のメンバーにクイズの回答を確認したりする人がいました。予選問題の回答は、旅行後に食堂に貼り出しをしました。

上記以外にどのような形で社史を活用しておられますか。

完成社史

社員の皆さんに会社の歴史や特徴を理解してもらうため、前例の資料として折に触れ参照しています。外部の方への会社説明のためにお渡ししたり、図書館や学校にも寄贈したりしています。最近では、採用活動にも積極的に活用しています。

社史発刊によって社員の皆さんの会社の歴史への認識や考え方は変わりましたか。

完成社史

最初に制作の目的をはっきりさせ、それを曲げずに作ることができたので、活用目的に沿った社史ができあがりました。
お陰様で皆さんが会社のことをよく理解し、歴史への感謝の念を持ってくれるようになったと思います。

ありがとうございました。

■株式会社指月電機製作所・プロフィール
フイルムコンデンサを中心に、コンデンサ・モジュール複合品、電力機器システム装置、情報機器システム装置等の製造メーカー。東京・大阪証券取引所二部上場。

http://www.shizuki.co.jp/

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