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表紙


『パナソニック サイクルテック60年史』

A4判 並製 104頁 2012年4月発行


当社の礎を築いた松下幸之助創業者の輪界への思いや
先人たちの努力を伝えたい、と制作しました。

パナソニック サイクルテック株式会社 経理グループ 坂田龍信 様

御社で初めての社史を制作することとなったいきさつを教えてください。

完成社史

2012年4月の会社創業60周年、組合結成40周年を記念して、前年6月に社長より社史制作が決定され、7月にはプロジェクトチームが結成されました。社史はこれまで作ったことはなく、50周年は記念行事のみでした。

「社史のない会社はない」との社長の思いも受け、プロジェクトを社史分化会と記念行事分科会に分けてメンバーを選定し、初めての社史編纂を手がけることとなりました。

社史作成にあたって、どのようなコンセプトを掲げて制作されましたか。

完成社史

松下幸之助創業者の「自転車は私の心のふるさと」(商売の基本となった五代自転車店での奉公が経営者としての原点)という思いや、パナソニックの創業商品のひとつ自転車ランプ・電池の発売、終戦後の自転車業界への復帰など、幸之助の自転車への熱い思いを伝え、従業員に伝統ある会社の社員であるという誇りをもって事業に取り組んでもらえるようにすることが目的のひとつです。

あともうひとつは、苦難の時代を成長と停滞を繰り返しながら、当時の経営者と社員がさまざまな施策で乗り切り、今日の電動自転車でNo.1の地位を築き上げてきました。そんな当社の歴史を知らない若い従業員やお世話になった方々に、正しく伝えていくことを心がけました。

編纂委員会の立ち上げから、制作が進むなかでチームワークに変化はありましたか。

完成社史

60周年記念行事の中での社史分化会としてスタート、各職能によるメンバーを選定し社史室を作り委員会を立ち上げました。営業、製造、開発、人事、経理、海外等職能別のメンバーによる構成で、それぞれの職能の立場で過去のデータの収集等に責任を持ってあたりました。当初は自分の持ち分の範囲内で動く傾向が見受けられましたが、後半の追い込み時には、資料の正確性、企画変更等に持ち場を超えて取り組み、総合力を発揮することができました。

制作期間が9ケ月と短期間でしたので、はじめはスケジュール通りに進捗しない焦りがありましたが、カタチが見えてきたときには、これでいいのかという思い、事実の裏付けを徹底し正確を期したい、さらに見やすくしたいとの思いもでてきて、制作進行と並行して全員のモチベーションは高まっていきました。委員のメンバーは細かい表現にこだわる人、ビジュアル、構成にシビアな人等多様で意見調整に手間取ることもありました。

社史制作のなかで特にご苦労されたのはどのようなことでしたか。

完成社史

60年に及ぶ歴史の記述は工場・事務所移転などによる、過去の資料不足という障害にぶつかりOBへの取材、関連施設訪問、本社との連携により、元々の粗い年表をもとに拡充修正し、資料、写真を社内外より広く収集しました。誌面では、写真を多用したビジュアル性を重んじ、読みやすく、見て分かる社史を目指しました。

レイアウト、商品の写真の画質にもこだわりました。写真不足には過去の商品を再撮影したり、当時のカタログの粗い写真を補正したり、大変苦労をしました。

社史刊行後の反響はいかがでしたか。

完成社史

まだまだ完璧にはほど遠いですが、短期間ながら期限内に完成できたというのが一番でした。周囲の反響は、読みやすく、写真も多くて分かりやすい、当社の歴史がよく理解できる、など好意的な意見が大半でした。

特に付属DVDの評判は非常によく、急遽、短縮版(英語・日本語)を作成することに。来客時にこれを流せば、あれこれ説明するより効果的です。内外のお客様が来社された時、新卒採用説明会などで、大活躍しています。


お忙しいところありがとうございました。

■パナソニック サイクルテック株式会社 プロフィール
一般自転車・電動アシスト自転車・電動アシスト三輪車の製造・販売を手がける。自転車を通じてくらし・健康・環境の貢献をめざす。

http://pct.panasonic.co.jp/

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