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表紙

『西川450年史』

自社の歴史を伝えることは国際的な信用にもつながります。変革を続けてきた伝統を振り返り、世界に向けてさらなる挑戦を進めるために、英語でまとめた普及版社史が大きな強みになっています。

編纂:西川文化財団、西川産業株式会社

正史版:A4判160頁 上製本 2016年1月発行

日本語普及版:A4判32頁 並製本 2016年1月発行

英語普及版:A4判32頁 並製本 2016年3月発行

西川産業株式会社
営業統括本部 海外事業推進室
片山英喜様、洲鎌瞬様、眞邉愛様、篠崎加奈様

『西川450年史』を発刊されたねらいをお聞かせください。

表紙,西川450年史

片山:西川の理念を継承することが大きな目的でした。西川の伝統とは「革新の連続」と言えます。その道のりを振り返ることで次の世代の発展の糧にしたいと祈念して編纂されました。構成については、1966(昭和41)年に400年史を発刊していましたのでこれを基礎とし、新たに近50年の内容を加えています。正史は西川産業(東京西川)・西川リビング・京都西川の3社で使えるものとしましたが、普及版は配付を前提として西川産業に特化した冊子です。

英語の普及版も制作されていますが、こちらはどのように活用されていますか。

中面,西川450年史

篠崎:実は、西川の歴史を英語で説明する媒体はこれまでにありませんでした。ですから、海外でお客様に説明する際のツールとして役に立っています。
片山:西川は、450年という、圧倒的に長い歴史があります。シンガポールは建国して50年ほど、歴史の長いタイでも現王朝はまだ300年も経っていません。つまり自分たちの国よりも先に生まれたわけです。なぜそんなに長く続いているのかと、一目置かれる要因になっています。
眞邉:ヨーロッパで言えば、産業革命よりも前ですね。当社と提携しているドイツの寝具メーカーは創業約170年の老舗ですが、「自分たちはまだまだですよ」とおっしゃっていました。会社の歴史が強みになるのだとあらためて実感しました。

御社の歴史は室町時代にまで遡るため、我が国固有の用語も多くなりそうです。
英語ではどう表現されましたか。

英語ページ2,西川450年史

洲鎌:英語ではどのように表現すれば効果的に伝わるか、英文編集のご担当者とディスカッションを重ねながら入念に検討しました。内容はほとんど日本の出来事ですが、海外の方にも興味をもってご覧いただいております。特に江戸時代の浮世絵や昔の品の写真などを見ると、日本の伝統文化を感じることができて魅力を覚えるようです。現地で開催する展示会などで歴史的な写真を飾りたいという問い合わせを受けることもあります。
片山:古文書や古い写真、その他さまざまな史料が、創業の地・近江八幡にある西川文化財団の史料庫で大切に保管され、必要なときはいつでも使えるようになっています。予約制ですが閲覧・公開も行なっています。『西川450年史』に掲載されている写真は、多くがここで所蔵されているものです。

今後の展開についてはどのようにお考えですか。

英語ページ1,西川450年史

片山:これまではアジアが中心でしたが、さらにヨーロッパやアメリカにも視野を広げて事業を広げていこうと、2018(平成30)年2月に海外事業推進室が発足しました。エリアごとに施策を考え、販促活動を展開していきます。2020年には東京オリンピック・パラリンピックも開催され、世界にアピールする好機とも言えます。「世界のNISHIKAWA」として、広くメッセージを伝えていきたいですね。
西川には、挑戦や革新を絶え間なく続けてきた伝統があります。昭和の頃は「ふとんの西川」として知られていましたが、これからは世界に対して「睡眠の西川」を発信していきたいと考えています。単に寝具を販売するだけでなく、快適な眠りを通じた健康・ライフスタイルの向上にも貢献していきます。
篠崎:お客様やお取引先様に安心や信頼を感じていただく上でも、西川の歴史は大きな力になると思います。今回編纂した日本語版・英語版の『西川450年史』を活用して、パネル展示やパンフレット、ホームページなどでも情報発信を強化していきたいと考えています。

お忙しいところ、ありがとうございました。

■西川産業株式会社

通称、東京西川。1566(永禄9)年、初代仁右衛門が蚊帳・生活用品販売業を始めたことにより西川が創業。現在は寝具、寝装品、インテリア用品、ベビー用品等の製造卸売などを行なっている。主な寝具ブランドに「&Free(アンドフリー)」「AiR(エアー)」など。社内に日本睡眠科学研究所を設立し、研究成果を寝具やサービスの開発に活かすほか、睡眠を科学的に解明しながら快眠のコンサルティングを行う「ねむりの相談所R」を全国で展開中

https://www.nishikawasangyo.co.jp/

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