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表紙

『伊藤忠食品株式会社130年史』

130年の歴史を残すとともに、社員の絆を深める一助にとの思いを込め
制作しました。

A4判 186頁 上製本 2017年3月発行

伊藤忠食品株式会社
経営戦略部 CSVチーム チーム長 田井聡一郎様
経営戦略部 経営戦略チーム 主任 飯塚洋平様

『130年史』を制作するに至った経緯をお教えください。

中面,伊藤忠食品株式会社130年史

飯塚:当社は複数の会社が合併した経緯もあり、今までの歩みを記録として残していませんでした。130周年を迎えるにあたり、会社の歴史を記録しよう、社史を通じて当社をより多くの方に知っていただこう、として2014年の10月から着手しました。
田井:大阪・東京・名古屋と離れた場所で活動する社員が、自分たちのルーツを知ることで、当社の一員であることを誇りに思い、絆が深まればとの思いもありました。

企画や構成に関して、工夫された点についてお聞かせください。

飯塚:沿革では70名近い方々からお話を伺い、当時の様子がありありと感じられるものにしたいと思いました。もう1つ心がけたのは、見るだけでも楽しい社史にすること。創業家や諸先輩、お取引先様から、写真や図版、当時の商品などをお借りし、できる限り画像で表現しました。

資料収集で苦労されたこと、新たな発見などはありましたか?

商品ページ

飯塚:大阪本社に過去の資料が多く残っていましたので、まず目録を作り、社史に使えるものを探しました。調べるうちに、戦後から高度経済成長期の記録が欠損していることがわかり、これを埋めるために過去の新聞記事や公文書を探したり、多くのOBにお話を伺ったりしました。その中で、古くからのお取引先様が、「松下商店」時代の商品情報や、今でいうノベルティなどを大切に保存してくださっていることがわかり、お借りすることができました。 お借りした商品情報の資料で、特に大阪の戦前の状況が分かり、沿革編に記載、物品は撮影して資料編に掲載しました。

制作作業の中での御苦労や、気を配られた点などがありましたら教えてください。

飯塚:130年間の中で4つの会社が交わっています。立場的な誤解が生じないよう、言葉の使い方や表現には気を配りました。写真の扱いも難しくて、良い写真でも、年代や何の写真かが判明せずに載せられないものもありました。

社内外の反応、感想などはいかがでしょうか?

飯塚:一番喜んでくださるのはおそらくOBの方々だろうと思っていましたが、実際に諸先輩方から、「ありがとう」と感謝の電話や手紙をいただきました。初めて知ることがたくさんあったとのご感想もありました。
田井:お得意先にもお配りしていますが、過去から継続して取引関係のある企業様とは時代感を共有できた気がします。社史に載せきれなかったエピソードもあるので、別途印刷物にして営業ツールにしようという動きもでています。

社史制作を振り返って感じられたことをお聞かせください。

営業所ページ

飯塚:伊藤忠食品とはどのような会社なのか、それを改めて意識するきっかけになりました。また、たくさんの人の助けがあって完成に至ったことは忘れません。特にインタビューに応じてくださった方々は、ご自身の会社人生を振り返っていろいろなことを教えてくださり、学ぶことが多くありました。制作に関われて本当に良かったと思っています。
田井:出来上がった安堵と、やって良かったという気持ちでいっぱいですね。社史の必要性を説いた前社長が、「歴史でメシは食えないが、歴史は金では買えない」とおっしゃったことが、強く印象に残っています。

社史制作をご検討の方々にアドバイスがございましたらお聞かせください。

飯塚:年表をまとめておくことをお勧めします。年表と事項を証明する一次資料を一緒にしておけば、ずいぶん仕事が進めやすくなります。また、学生が社史をよく読むと聞きました。会社の社史があるかどうかは、リクルート的にも有効なようで、企業を検討する上でも大きいポイントなのでしょう。
田井:企業のトラックレコードは、年度毎に記録する仕組みを作っておくと良いですね。また、創業時の話を聞ける人が存命なうちに記録は残しておくと、後の社員にとって大変励みになります。迷っているならば、大変ではありますが作られることをお勧めします。

お忙しいところ、ありがとうございました。

■伊藤忠食品株式会社

1886年(明治19年)に洋酒食料品雑貨の輸出入商及び卸問屋業として創業し、時代の変化に対応しながら日本の食と共に発展。現在は、長年に渡り培った卸機能をさらに磨き上げると同時に、IoTやAIなど「第4次産業革命」とも呼ばれる技術革新時代の酒類・食品卸として未来に向けた挑戦を続けている。
https://www.itochu-shokuhin.com/

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