こぼれ話 社史の制作期間―1ページあたり3.6日?

社史の制作期間―1ページあたり3.6日?

社史の場合、「あとがき」は重要な情報源で社史作りの舞台裏を透かし見ることができる。よく「○年○月に編纂委員会が結成されてから営々と作業を積み重ねようやく発刊の運びとなって…」と記されているが、これをもとに委員会結成から刊行までの期間を調べてみた。早い例で6ヶ月、時間のかかった例で3年半と幅があった。

ページ数と制作日数の関係

ページ数と関連させてグラフ化してみると、ある程度の傾向が見えてくる(右図参照)。荒っぽく断定すると、「200ページなら20ヶ月、300ページなら30ヶ月」といったところが制作期間の目安だといえよう。

これに、編纂委員会が発足するまでの準備期間を足すと、「200ページで24ヶ月」程度といったところか。こう考えると、1ページまとめるのに3.6日かかる計算になる。また、編纂が初めてか2回目以降かでその違いを調べてみたが、面白いことにこれも1ページ当たり3.6日という結果が出た。

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