こぼれ話 さすがは“元トップ”

さすがは“元トップ”

年表」は社史・団体史の主要メニューの1つで、その内容や作り方もいろいろである。
作り方としては、

      1.既成のものに付け足す。
      2.ライターが本文執筆の基礎資料としてまとめる。
      3.編集委員が各分野ごとにピックアップする。
      4.社内関係者のひとり(役員、OBなど)がまとめる。

これらのうち、4番目の例として特に印象に残るものが2つある。
1つはある相談役(元社長)が作られた年表。大判サイズのカレンダーの裏白を使って、手書きで会社の出来事が埋め尽くされていた。聞くところによれば、この相談役の“労作”を見た社長はじめ他の役員方は、その熱意と成果に初めての社史発刊への自信が得られたとのこと。
もう1つは、ある組合史の例で、編集委員のひとりであるOB(元労組委員長)の作られたワープロによる年表。その内容は組合行事、諸制度の変遷、数字データも載った総合資料集ともいえるもので、なんとA5判100枚以上に及ぶ“大作”であった。各年度に干支のイラストも付いて、覚えたてのワープロを打つのがいかにも楽しいといった感じ。
上のお2人とも、元トップであるが故に、組織への思いは格別なものがあっただろう。年表づくりに向けられた熱意は、社史発刊まで終始変わることがなかった。(中原)

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