社史、年史には用途に合わせて様々なタイプがあります。中でも「見せる社史」ということに重点を置かれる会社ではムービー(映像)として会社の歴史をまとめる方法があります。また歴史編、現在編という2部構成で「見せる社史」と「会社案内的な社史」として活用することもできます。
メリットとしては年史など書籍に比べてコストダウンができるのと数ヶ月という短期間での制作が可能となりますが、逆にDVDが再生できるPCまたはDVDプレイヤーなど再生環境が必要なことなどがデメリットとして挙げられます。また重厚さを求めるタイプの社史には不向きともいえるでしょう。
ヒストリカル・ムービー(社史ムービー)
歴史に焦点をおいたムービー例
日本語版 タイトル: |
本当に良いものだけを - 岡田雄公、食の安全を追い続けた40年 |
英語版 タイトル: |
Food is the fountain of our lives. 40years of chasing His Dream Making Quality Food in Our World Readily Available. |
用途: | DVD配布と記念式典での上映 |
制作期間: | 2ヶ月 |
尺: | 20分 |
株式会社むそう商事様
ムービーの原稿を作る過程で語りきれなかった部分を、簡単な小冊子として作成されました。 制作における苦労話、工夫、実際の効果などは「ご担当者様の声」でご紹介させていただいております。
歴史編と現在編の2部構成ムービー例
タイトル: | Saving and Sustaining Lives for 40 Years 生命を守り続けて40年 |
用途: | DVD配布と記念式典での上映 |
制作期間: | 3ヶ月 |
尺: | 11分32秒 |
バクスター株式会社
近年では創業者の想いをストレートに社員に伝えることができるとあって社史ムービーを制作される会社も多くなりました。
映像というと撮影がイメージされますが写真を多く使い文章・ナレーションで補足するという形で制作することで撮影費をカットし、コストを抑えることができます。制作されたムービーは式典などで上映されることが一般的ですが、新入社員、取引先に10〜15分程度で社の歴史を理解してもらうツールとしても活用されます。500頁〜1000頁といった分厚い社史は向いていないと思われましたらムービーを検討されてはいかがでしょうか。