こぼれ話 社内での原稿作成を成功させるには

社内での原稿作成を成功させるには

長らく続く不況下、社史にかける費用もなるだけ圧縮したいとの考えから、本文原稿の作成を社内でされるところが増えてきた。

もちろん会社としてもある程度原稿作成に心得のある方を担当に選ばれることと思うが、それでもやはり100枚、200枚という分量の原稿を一から仕上げるのはたいへんなこと。どこから手を着けたらいいか分からない、書き始めたが途中で止まってしまってどうにもならなくなってしまったといったこともあるかと思う。

某社では社内での資料集め、OBへの取材がほぼ終了したところで当社にご相談をいただき、資料整理、原稿執筆のアドバイスからスタートした。すでに納期まであまり余裕がなかったが、最初にある程度の時間をかけ、きっちりと資料を整理し、仮目次を作り、作業ごとに細かくスケジュールを立てた。全体像がつかめたところで原稿執筆スタート、担当者の方も必死で頑張られ、約2カ月で100枚余の原稿を執筆された。もちろんまったく当初の予定通りとはいなかったが、作業がずれるたびに納期をにらんでスケジュールを立て直し、何とか予定通り間に合わせることができた。

もちろんアドバイスをさせていただく費用がゼロというわけにはいかないが、すべて専門家に任せるよりは安く、しかも外部の客観的な視点が入ることにより自分本位にならない良いものが作れる。(N.M)

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