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表紙

『株式会社日立システムズエンジニアリングサービス50年史』

50年を迎えるにあたり、合併の変遷と経緯を整理して記録。次世代の羅針盤の役割を果たせるよう、読みやすさを意識して制作しました。

A4判 92頁 上製本/並製本 2020年9月発行

株式会社日立システムズエンジニアリングサービス
総務部 部長 小野 浩様
総務部 コーポレートコミュニケーション課 課長 朝香 隆昭様
総務部 コーポレートコミュニケーション課 主任 烏山 教子様

『株式会社日立システムズエンジニアリングサービス50年史』を制作するに至った経緯をお聞かせください。

50年史

小野:当社は、複数の会社が合併や社名変更を繰り返してきました。節目となる50周年に、前身の会社から今に至る歩みと、これからどこに向かおうとしているのかを記録に残し、これからの社員が歴史をつなげていけるよう、羅針盤の役割を果たす社史を残したいと考えました。

企画や構成など、工夫された点や留意点について教えてください。

50年史

小野:とても複雑な合併の歴史をどのように表現するかが、最大のテーマでした。出版文化社から、いろいろなアイディアをいただきました。

朝香:基本となる5社の系列を色分けし、合併変遷図や年表、沿革の小見出しで、それぞれどの系列のどの会社の話なのかが、ビジュアルで分かるようにしました。沿革編では、時代背景と会社の動きをとらえやすくするために、各章の冒頭にサマリー(要約)を記しました。

烏山:せっかく作るのですから皆さんに読んでほしい、でも歴史の羅列や資料だけでは楽しくないと思い、事業部紹介や全社アンケート、座談会などの特別企画を設けました。社員は皆協力的で、おもしろいデータが掲載できました。実際に、手にとって読んでくれた人も多いようです。完成本は、社内向けには並製本、外部の方にお贈りするものは上製本に仕上げました。

作業を進める上で、ご苦労はありましたか?

50年史

小野:合併会社は、設立時期も規模もバラバラです。資料収集や分析は、烏山が奔走してくれましたが、残されている資料も会社によって異なり、記述のバランスに苦慮しました。資料が多い存続会社の記述が中心になり、「出身会社が軽んじられている」という印象があってはいけないという思いがありました。資料が少ない会社について、お話を伺える人を探すことも重要でした。

朝香:特に1990年代以前は資料が少なく、あってもそれが本当の史実かを検証できないため、記載の判断に苦労しました。信頼性のやや低い資料から過去を記録していくために、グループ会社という大きな枠の中で、お話を聞ける人がいたのは幸いでした。

烏山:写真も悩みの種でした。社内親睦の写真は多数ありましたが、社史にふさわしい記録写真が少なかったのです。社屋や社内の様子などの写真は、歴代の会社案内から転載することで対応しました。

制作を振り返ってのご感想をお聞かせください。

50年史

朝香:史実の確定に決断を迫られる局面がたびたびあり、50年にわたる会社の歴史を振り返る作業は、責任の重い仕事だと痛感しました。とてもよい経験になりました。

烏山:責任のある仕事に携われて、やりがいがありました。おかげさまで評判がよく、大きな達成感があります。

小野:本来はイベントとセットの位置づけだった社史が、コロナ禍でイベントができなくなり、メイン事業になりました。二代前の社長からの思いを背負った社史制作が、50周年を記念する象徴的な存在になり、感無量です。

今後社史制作をご検討の方々にアドバイスがありましたら、お聞かせください。

50年史

烏山:余裕のあるスケジュールのはずが、最後の方は「間に合うのか」とハラハラ。前倒しできるところは、どんどん進めるべきでした。配布作業も意外とリソースをとられます。スタート時に出版文化社から指示された「基礎情報台帳」の作成は大変でしたが、制作上とても大事な作業だと思いました。

朝香:資料の確認作業はかなり負荷がかかるので、十分リソースを確保する必要があると思います。

小野:メインとする資料を決めることも大事です。当社では、事業報告書を柱に、その他の資料との整合性をとるようにしました。事情通のキーパーソンやOBとのパイプづくりも大切です。いざという時に大きな力になってくださいます。

このたびは、ありがとうございました。

■株式会社日立システムズエンジニアリングサービス

1970(昭和45年)設立。情報分野での豊富な経験をもとに、独自の情報技術、システム製品・サービスを創造。確かな技術力で企業のIT化を支援し、豊かな社会の実現に貢献することを使命に活動する。
https://www.hitachi-systems-es.co.jp/

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