こぼれ話 家族の声が好評だった社史作

家族の声が好評だった社史

「お父さん、今年は転勤ないが?」

「今のところ、話はないみたいだけれど。」

「中学行ったら、○○ちゃんと一緒のクラブに入ろうって約束しちゅうがやき、引っ越したらいかんが。」

宮尾登美子の小説の一節ではありません。
建設・土木関係のコンサルタント会社・K社の30年史の一節です。K社は以前にも社史を発刊しましたが、「堅苦しくて読まれなかった」ことを気にしておられました。

K社は家族、とりわけ子供たちには理解しにくい事業内容であるだけに、それは大きな反省点だったようです。 そこで、次の30年史では、社員およびその家族の参加記事を企画されました。「30年を振り返って」と題されたその記事の前半では、創立から30周年までの各年度に入社した方々が、当時の会社の様子や想い出を語っています。そして後半が社員の奥様方の寄稿で、冒頭の微笑ましくもほろ苦い親子のやりとりは、その一節です。

この30年史は大変好評だったそうで、1年後に増し刷りをされました。
このように、社史・記念誌を通じて「社内を活性化したい」、あるいはもっと直接的に「社員とその家族に会社への理解を深めてもらいたい」「社員とその家族に感謝を表したい」という会社は少なくありません。

具体的な企画としては、
1.在籍全社員の顔写真や一言メッセージを載せる、
2.創業以来の全社員名簿を資料編に掲載する、
などが代表的な例ですが、これは全員掲載=平等が意識されるからです。

K社の企画は、社員ばかりでなく、その家族も参加した点で光っていますが、全員参加企画への応用はページ数の問題で難しいかもしれません。

実は、当社ではいま、こうしたジレンマを解決する手段のひとつとして、巻末の1〜2ページの内容を一冊ごとに変えられる「ぱーそなる社史」を開発中です。
近日中にご案内させていただきますので、ご期待下さい。
(企画営業担当 徳山 匡)

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