こぼれ話 社員のコミュニケーション・ツールになった

社員のコミュニケーション・ツールになった

「エッ、これが、あのSさん?」と、ひとしきり、社史を挟んで話が盛り上がったとか。

これは、2年前に30年史をまとめられた赤坂に本社を置くT社の話です。もともと、その30年史では「記録に留める」ことを目的に編纂をスタートされました。ところが編纂途上で、編纂担当者の中から、同じまとめるのであれば社員にも読んでもらえるものにしたいと、新たな企画を考えられました。

見返しに、入社時の履歴書の顔写真を掲載するという内容です。表紙と本文の間には「見返し」と呼ばれる部分があります。印刷をしないことが多いのですが、そこに150名を超える全社員の方々の、顔写真を載せるというのです。それも入社時の写真をです。中には、今や想像もつかないくらいに変わってしまった方もいらっしゃったとか。当然、社員の皆さんはその頁からご覧になります。あの人が、この人が、と社員の中でコミュニケーションの輪が広がったということです。

そもそも、社員間のコミュニケーション・ツールとして発案されたわけではないですが、結果としてその役割を十分果たせる内容になっていました。担当者の熱意が予想を超えた効果を生んだ例です。

歴史を残すことを第一義に社史をまとめられるケースが多い中で、最近では、新人教育やPRに重点を置かれることも増えています。社史は、そうした様々な目的に応えることが可能な媒体だと改めて知りました。
(企画営業担当 畑 嘉広)

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